掛川市吉岡彌生記念館

展 示EXHIBITS

過去の展示

吉岡彌生を支えた郷土の人びと

期 間
2021年12月14日(火) 〜2022年12月11日(日)
展示場所
吉岡彌生記念展示ゾーン

明治4(1871)年、吉岡彌生(旧姓・鷲山)は遠江国城東郡嶺向村(現・静岡県掛川市上土方)に生まれました。嶺向村は、東海道五十三次の掛川宿から、南へ二つ三つ峠を越えた先、高天神城址のほど近くで、交通が発達していなかった当時は、人の往来も、時勢の影響も少ない静かな村でした。
彌生はこの村で、医師を志し東京に上京するまでの18年と、医師として初めて開業したおよそ2年半を過ごしました。生涯の大半を東京で過ごしましたが、常に郷土を大切に想い、講演や葬儀などでも訪れました。

“郷土を離れた人達は、故郷をなつかしみ、同郷の人と言えば、どんな人にでも好意を持ち、郷里から来たものと言えば何でも好きであるようです。「郷土愛と国家観」『女医界』第228号(1932)

郷土を離れた彌生にとって同郷の人とは、心の拠り所であったのかもしれません。この展示では、郷土の人びととその交流から吉岡彌生のルーツを探ります。

一覧はこちら
TOP